A1635 得点分析シートで卓球の分析をしました。

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卓球詳細タギング分析シートもありますが、コーチや選手によってそれぞれ分析する項目が異なる
ことがあります。
汎用分析シートであれば、分析項目を自分で決めることができます。

今回は、得点の推移、サービスラリーの得点率、打球回数、B選手のフォアハンドとバックハンドの使用率に着目しました。

打球回数・・・そのラリーを何球目で得点したか。サービスエースだと「1」、レシーブエースだと「2」、3球目で得点したら「3」となります。サービスミスは「0」です。

①の行は、「1ゲーム目のカウント0−0、B選手のサービス、6球目でA選手が得点、B選手は3球目をフォアハンドで打球、5球目をバックハンドで打球、7球目をフォアハンドで打球(ミス)」を表しています。

⑩の行は、「1ゲーム目のカウント4−5、B選手のサービス、3球目でB選手が得点、B選手は3球目をフォアハンドで打球(得点)」を表しています。

<得点の推移>
カウント5−5からA選手が6連続得点したことがわかりました。
 
<B選手のフォアハンドとバックハンドの使用率>
列ごとに集計をすると、2球目(レシーブ)以降のフォアハンドとバックハンドの使用率がわかりました。
B選手は、1/3はフォアハンド、2/3はバックハンドで打球しています。
 
<サービスラリーの得点率>
それぞれのサービスの回数は、8回ずつです。
打球回数が書いてある方の選手が得点していることを表しているので、サービスのレ点がしてあり、かつ打球回数が書いてある選手がサービスラリーで得点したことを表しているので、A選手が6回、B選手が3回となります。
そのため、サービスラリーの得点率は、A選手が75%(6/8)、B選手が37.5%(3/8)です。